ポルノグラファーのドラマが良かったって。

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鬼束ちひろ復活の祭り。

そしてドラマのタイアップ。

このプレゼンのテーマであるドラマの主題歌です。

 

なんとポルノグラファー をドラマ化です。

知らんがなですよ、大抵の人は。

それなりに多角的に作品を楽しめるのでプレゼンします。

 

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この世が素晴らしすぎ。

FODに気軽に入ってしまう。入れば過去のフジテレビドラマ見放題。

テレビっ子サイコー。

私と同世代はタダで見放題だったよね?

ナースのお仕事も昼夜問わず見れます。多分。

 

さて、本題ですが

先月末から地上波で始まった、このドラマ。

ざっくりすぎるあらすじをまとめると、

大学3年の久住はある日、自転車で急いでいるところに歩いていたポルノ作家の木島とぶつかる。

この事故によって木島は右腕を骨折し、全治2ヶ月と診断された。

だがお金のない久住は必死に謝罪すると、木島からある提案を受ける。それは、木島が言う通りに原稿用紙に小説を書き取る“代筆”だった。

木島はこの提案を受けるのであれば、慰謝料はいらないと言い、この提案を受けた久住は2ヶ月限定の代筆業を始めるのだった…。

てな感じ。

怪しい感じはでてるかしら。

 

このドラマをなぜわたしが推しているかっていうと、

キャストがこのドラマ、とっても少なくて、久住と木島、木島の旧友の城戸のみ!

メチャ視聴者に優しくない??キャスト少ない映画もドラマも演劇も好きなんですよわたし。見てて楽。

まあ、個人的感想は置いておいて、キャストが単純に少ないからそれぞれのキャラクターが映える〜。

あと、単純にキャラクターに割く時間が増えるから間がしっかり取れてるのもいいんだなあ。

 

現在、地上波では4話放送済み。

FODだと、5話まで配信済み。

実は全6話。遅いよね、遅いよね、このプレゼン。そこはたしかに悔やまれる。

 

さて、あらすじは載せましたが、そもそもなんでこのドラマがわたしの琴線に触れているかといえば、

圧倒的に原作にセリフ、シーン含めて忠実であること、絵が綺麗、原作にはない間が再現されていること。です。

原作が数多あるBL漫画の中でも物語の構成がちゃんとしてて、というのもオチがちゃんと存在してる(これ本当に大事なとこ)

究極、貶して仕舞えばこの手のジャンルってエロあればOKみたいなところがあってだね、、、、

その中で、物語として成立してる作品探すの結構大変。

そんな中、監督か、プロデューサーか、この作品を映像にしましょって言ったの誰か知らないけど、チョイスは正しいなと思います。

この作品でもう一つ大事なことは、原作に限りなく忠実であること。

セリフの一つ一つが漫画で読んだことあるぞ、パレード。

本来、原作あるってそういうことだろ?って思うんだけどこの世の中、そんな簡単ではありません。

思い出して見なさいよ、漫画好きでドラマになったらキャラクター借りただけの別物を私たちはひたすら見続けたはずよ。

原作あるほうが、ドラマの予算抑えられるから良いって聞いたことあるけど、ここまで原作と異なると、もはやオリジナルと変わんねえだろと何度思ったことか。

 

脱線しましたが、このドラマはかなり再現してると思いますよ。

住んでる家がマンションじゃなくて一軒家になってたことだけちょっと謎ですが、それ以外は。

だからこそ、漫画でみたシーンが映像になったときにこんな演出つけるんだ、と発見するんですよ。

もう地上波で放送済みですからネタバレしますけど、例えば久住と木島のキスシーン。

無音で、寝ている木島の顔を間近で見る久住。漫画だと1ページ、2ページの話なんですけど、ドラマだと久住が木島の顔をみて、唇を見て、木島が本当に寝ているのか確認して、どうしようか?と悩んでいる間があります。

この間!ドラマでしか感じられなくて、このシーンだけで監督の熱意が伝わってくる・・・

それ以外にもアレコレありますが、それはもし見る気になった人の楽しみにとっておきましょ。

先程、上げたビジュアルに関しては言わずもがな。

ポスターとかみてください。そこは自由に。

 

深夜にやってるドラマだからって侮ったのがわたしのミスでした。

ストーリーは原作ですでにお墨付きですので。

比較するとその界隈の民を怒り狂わせそうですが、おさラブに比べたらはるかに見てるこちらがドキッとしますし、恋愛ものとして考察しがいがあります。

この手のドラマにありがちな、“狙ってる”が少ないのが大事なところ。

毎回、思うんだけどスタッフが男性で視聴者は圧倒的に女性だからだろうか、どうしても“狙ってる”要素が強くて解釈違い起こすんですけど、そういうのはすべてフジテレビの球体に置いてきたか、お台場の海に沈めたらしい。

フジテレビのドラマ班は死んだかと思ったけど、まだなんとか持ちこたえていたようだ。

 

拙い、プレゼンですが、

物語として楽しめるドラマであり、演出が美しいドラマを見れている今が楽しいです。

もし、興味があれば。

あ、先程、BLジャンルによくある「エロければ良い」ですが、

この作品もエロの要素はありますからお気をつけあれ。

物語の本質に反したエロじゃないので、悪くはないですよ。

 

おわり。